今年84歳になる大豊の実家の母が毎年
柚子を手作業で絞ります。
母のこだわりは皮の苦みが入る直前に絞るのをやめること。
少しもったいないような気もしますが
少し水分を残して絞るのをストップしないと
おいしくないそうです( ´∀` )
35キロの小さな体はいたって元気。
何だかんだ言いながらもよく動きます。たくさんしゃべります。
父が亡くなる時
私自身が病を抱えていて
ちゃんと面倒を見てあげられなかった分
母は大切にしてあげたいと。。。。
特に父は肺がんをかかりつけの病院では見つけてもらえず
本人が痛みを訴え始めてようやく肺がんを発見。
そして、痛み止めの薬の副作用で
もうろうとした意識の中であっさりと旅立ちました。
塵肺という病の合併症が肺がんであることすら知らない
無知な医師を頼っていた高齢の父と母。
自分の生活に追われていてそこに気づいてあげられなかった自分。
あと何回この母は柚子を絞ることができるだろう?
先日の里帰りでいろいろ考えてしまいました。